健康寿命=平均寿命

運動力学パフォーマンス
研究室の理念

人間にとって必要不可欠なバランス感覚に着目し、定量的な測定方法を確立し、またバランス向上トレーニング方法を開発することでスポーツ、健康、ジュニア世代から高齢者まで、全てに人々にとってバランスがいかに大切であるかを啓蒙し、様々な外傷・障害からの復帰、全ての人々の健康の増進や維持、運動能力の向上、健康寿命の延伸など、あらゆる人々に対して本研究が寄与することを目的に研究を行っています。

運動力学パフォーマンス研究室の理念

バランスとは。
運動力学パフォーマンス研究室の理念

なぜバランスなのか。
人間にとってバランスとは骨や筋肉と同様、必要不可欠な要素です。
しかし、骨や筋肉は定量的に評価方法が存在しているが、バランスを定量的に評価する方法や基準はありません。
バランスの定量的な評価方法が開発され、バランス能力が向上すれば、
より良いパフォーマンスができるのではないか。
外傷や障害をお持ちの方や、健康の増進・維持するための基準、運動能力やパフォーマンスの向上、
健康寿命の延伸など全ての人々へ本研究のバランスの定量的測定評価や
バランス向上トレーニングが寄与することを目的としています。

研究室からのメッセージ

- 研究室代表紹介

中田 研

中田 研スポーツ医学教授

より良いパフォーマンスを目指して

良い健康状態で、より長くスポーツと親しみ、健康長寿社会の一助となることを目指したい、そんな思いでこの共同研究に取り組んでいます。
人間にとってバランスとは骨や筋肉と同様に必要不可欠な要素です。
これらを丁寧に計測し、定量的に評価する事により、「アクティブ・エイジング(活動的加齢)」を実現し、怪我や障害の予防、身体機能の改善、年齢に負けない身体作りから、より良いパフォーマンスを生みだすことを目指して、日々、共同研究を進めています。

中田 研Ken Nakata

昭和61年3月 大阪大学医学部卒、大阪大学医学部附属病院 整形外科に勤務。平成5年 博士(医学)取得。箕面市立病院,八尾市立病院勤務を経て、平成5年8月から平成8年5月まで米国NIHにて常勤研究員として勤務、軟骨、コラーゲンの研究に従事。
帰国後、大阪大学医学部附属病院に勤務、関西労災病院 スポーツ整形外科副部長等を歴任後、平成15年に大阪大学大学院医学系研究科講師となり、平成25年6月同大学大学院医学系研究科教授に。
現在はスポーツ医学、主にスポーツ選手の膝損傷などの外科治療、予防、研究に従事。

[資格]
日本整形外科学会 認定整形外科専門医,認定スポーツ専門医,日本体育協会公認スポーツドクター

[所属学会等]
国際軟骨治療学会(ICRS)、国際関節鏡・膝関節・スポーツ整形外科学会(ISAKOS)、日本整形外科学会、日本再生医療学会、日本臨床スポーツ医学会(評議員)、中部日本整形災害外科学会(評議員)、日本結合組織学会(評議員,監事)、日本軟骨代謝学会(評議員)、日本関節鏡・膝関節・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)(評議員,将来構想委員,倫理委員)、日本臨床バイオメカニクス学会(評議員),スポーツ障害フォーラム(事務局幹事)、関西臨床スポーツ医科学研究会(幹事)、国際早期膝OAワークショプ代表、日本体育協会公認アスレティックトレーナー関西支部顧問

- 共同研究企業紹介

戸澤 明子

株式会社プロティアジャパン
取締役会長
戸澤 明子

「人は人らしく幸せに」という答えに導くために。

“クオリティ オブ ライフ”“ハイクオリティ オブ ライフ ”という言葉を耳にしたのは古い話。現在、日本は世界最高クラスの長寿国になり、高齢化社会対策として、配食、宅配サービス、無料送迎など、老人に優しく、運動させないサービスが主流となって増えています。つまり、筋力が衰えた人間は更に運動しなくなり、しまいには寝たきりになってしまいます。

また、外部とのコミュニケ―ションも急激な減少状態に入るため脳の機能は失われていき、外見にすら気を使わなくなります。このように、社会に適応できない老人増加の野放し状態の現代日本社会を本当の福祉社会と呼べるでしょうか。再生医療がアメリカから始まり、日本でも、外科的手術、移植手術、薬剤療法、細胞療法、スパコンなどの早期実用化が行われている現状で、同時にその限界も見えています。人は誰もが“幸せに生きたい”が答えです。

戸澤 明子Akiko Tozawa

株式会社プロティア・ジャパン取締役会長
学校法人日本医科大学 元評議員
医師

臨床医として30年活動後、1991年株式会社プロティア・ジャパンを設立。それまで日本市場に全く類を見なかった“光老化対策”のスキンケアシステムを開発した南アフリカ共和国ドクターフェルナンデスに共感し、企業家へ転身。医療機関・スキンケアサロンへ市場展開を試み、スタッフ育成制度を最重要視することで販路を拡大。2007年“美しい肌は健康な体あってのこと”、肌のアンチエイジングを包括したアクティブエイジングの必要性を確信、“加速度トレーニングマシン”パワープレートを新規事業として加えるに至った。

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